「俊明!その目つきは、何だ?そんなに男の着替えが珍しいのか?」
「いや・・・ちょっと考え事をしてたんだ。すまん・・・」

ある魔術の儀式で、清彦の身体を双葉の女性の身体と交換し、世界の認識を変えたのだ。
清彦本人も、自分が変わった事を認識していないどころか、世界中の人からも元から男と認識している。
着ている下着が女性物になっているにも関わらず、常識事態もおかしくなっているようだ!
「そういえば、昨日は、どうして休んだんだ?さっきも、大のトイレに行ってたし・・・」
「あぁ!そうなんだよ。お腹が痛むと思ったら切れ痔らくてさぁ。女のするナプキン付けてんだよ!笑っちゃうだろww」
やっぱり、生理になっている認識も捻じ曲げているようだ

早く、清彦を女として認識できるように仕上げてないといけないな

何故ゆえに、この魔術の儀式の方法を知ったかというと、それは1年程前の事である。

大学に合格し、独り暮らしをしたいと親に相談したところ、なかなか許可が出ずに困っていたら、10年以上も前から俺の祖父が行方不明になり空家同然で放置されている父の実家が大学に近いと分かり、その家から通いたいと言ったら、各部屋の掃除と庭の手入れをやる事を条件に許可がでたのである。
俺の爺さんは、魔術書の類の収集家として当時は有名だったらしく、実家の倉庫には山のように、その手の書物やガラクタでいっぱいだったので、親父が、気味が悪いので寄りつきたくないというのが本音で、それらの得体の知れないものを始末して欲しいのだろう。

念願の独り暮らしを手に入れて、これで、気兼ねなく夜遊びができるし、ひょっとして彼女でもできれば、一緒にHもできるというもんだと喜んでいた。
しかし現実は、厳しかった。彼女ができるどころか、今まで女に免疫が無く、話す事すらできない。しかも、住居としている家は、オカルト系ガラクタで満載で、気味悪がって誰も来ないというのが現実じゃあしかたない。
唯一の親友といえるのは、幼少の時から趣味等が一緒で、意気投合したヲタ仲間であり、気軽にに何でも話し合える貴重な存在なのだ。

そのまま時間だけが過ぎて行き、夏休みも終わり、もうすぐ、10月になろうとしていた。

自堕落に時を浪費したことを反省し、とりあえず、誰でも来れるようにするために、見栄えだけでもよくしようと思い、この気味の悪いもの全部を片づけることにした。

必要なさそうなものを片っぱしから捨てていったのだが、途中で超重く厳重に鍵のかかった大きな箱が目に入ったが、動かすどころか、無理にこじ開けようとしても開かない。仕方ないと諦めかかったところ、箱の蓋に何か書かれてあり、中央に丁度、掌を置けるような模様が記述されていた。
読みづらいメモ書きだが、読んでみると『主人と認められたもの以外、開けることを禁じ阻害す』と書かれてあった。しかし、ここの主は、行方不明だしなぁと考えていると、ある閃きを感じたのだ。

主と血筋を純粋に継承している俺は、代替の主として成り立つんじゃないか?と思い、蓋に書かれている模様に手を置いた。

いきなり、轟音とともに周りの南京錠が一気に解錠され、しかも箱が、急に軽くなったのだった。

箱の蓋を取り、中を覗くと1冊の古ぼけた本とルーズリーフのバインダが数冊が入っていた。
今にも崩れそうな古ぼけた本は、革製のような感触で、開いてみると、変な記号というか意味不明の文字が記述されており、ところどころに魔法陣のような挿絵が記述されているが、さっぱり分からない。
ルーズリーフの方を見ると手書きであり、何やら、解読して日本語に翻訳してあるようだ。
これは祖父が書き残したものだろう。うさんくさいものをよく解読するきになったものだと感心したが、先程の箱の解錠の事を思い出し、もしかしたら本物かもしれないと思い、箱のみを残し、他のものを片づけることにした。
片づけが、一段落して、ようやく、気味の悪い雰囲気が一掃されて、すっきりした。
少し休んでいると、先程の箱を思い出し、暇なので読もうと思い、バインダの数冊だけ取り出し、ソファに寝転がりながら、読むことにした。

中身はやはり魔術書の類であり、それの解説を綴ったもののようだ。いかがわしい内容で真偽の方はとうてい信じられない内容だったが、読む分には面白い内容だった。
特に歪の章の等価交換儀式においては、自分の興味がそそられた。この交換というのが、他の物でる同種のものを取り替えてしまい、因果律を強制変更され、儀式術者以外は知る事が出来ないというもので、物質に限らず概念等にも出来るらしい。
要約すれば周りには好きなように認識させて、あらゆるものと交換が出来てしまうというものらしい。
ただ、この儀式は一回の術施行で、1個の交換までしかできず、術者に大きな負担がかかり異常に体力を奪うこととなり、2回続けての儀式は出来ないらしい。

ここで閃いたのが、誰かの異性の性別と交換できれば、姿形はそのままで、周りには女と認識させて、女湯に行く事ができると思ったのだが、初めての儀式で、失敗したときにどうなるかわからないということで、断念した。

やはり、ここは他人に実施して失敗しても他人だからいいかと考え彼女を作りたいのが先決と思い、どうすればいいかを思案した。

いろいろなパターンを考えてシミュレーションを頭の中で繰り返してみた。どうみても失敗するのが目に見える。
今の俺の性格からいって異性と話しをするなどという行為は非常に難しい問題である。
そこで、話しやすい男性を女性にして、女性に免疫をつけるのが先決であると考えた。
それを実現するにあたり、対象者を親友である清彦を女性の身体と等価交換して、周りの認識はそのまま男性とするのがいいと判断した。
もしどうしても、うまく女性への免疫がつかなかったら、戻せばいいし、免疫が付けば、女性との間で性別を等価交換して、本物の女性にしてしまってもいいと考えた。
しかし清彦を女性にして恋人として俺の元に居てくれるだろうか。親友であることをいかして、もっと親密になれば、その因果関係は残るのではないかと思う。
それでも、うまくいかなかったら、その時に考えようと思い、等価交換儀式の準備に取り掛かった。

儀式について詳しく調べていると簡単なものではなかった。呪文が存在するが、これは音の波動を念に変えて、得体のしれない幾何学模様に封じ込めるのが基本らしいのだが、この呪文の音程とリズム発音が正しくないと発動しないらしい。
これらについても、俺の祖父は記述してあり、しかも現在の知るところの楽譜と発音記号で、幾何学的文字の一文字ずつ解析してあった。
「爺さん、すげーなぁ」感動と感心と尊敬とが入り混じって、心の底から思った。
失敗するといけないので、取りあえず簡単な儀式である物質移動から初めて見た。それは、机の上のコップが手を触れずに移動させるいったものだが、何度も練習してうまくいくようにまったので、本番へ挑戦することにした。
しかし困ったのが、この儀式に使われる幾何学的文字は意味を持ち、これから等価交換する対象に対してどのように事をするのかいう事を翻訳しないといけないのと、対象物の破片もしくは体液が必要らしいが髪の毛代用できそうなのだが、異性に面識のない俺がどうやって女性の髪の毛を取得できるはずがなかった。
まずは翻訳については、パソコンでデーターベースを作って組み合わせればいいし、呪文については、DTMの知識を利用して呪文の細かい発音までをも譜面化してmidiにして、その音を基に練習すればいい。
何とか、ここまではできた。このときだけは、パソコン関連のヲタである事を感謝した。

親友の清彦の髪の毛は簡単に入手できたが、女性の髪の毛については、どうしようかと思案した。
どんな女性でもいいかといっても、これだけは、俺にも理想がある。スタイルが良くて、綺麗な人でないといけない。そこで、うちの大学でトップクラスの美少女である双葉に目をつけた。
双葉さんならば学内で有名人であるだけに、ある程度行動パターンも分かる。
そこで双葉さんと同じ講義の時に後ろの席を陣取り髪の毛を1本奪う作戦にでた。
俺の異性に対しての免疫が無いのが邪魔して、何度も失敗した。
ある時、俺の右隣に清彦がおり、話かけれた拍子に振り向いたら左手の腕時計が双葉さん頭をかすめて髪の毛1本が引っかかった。
「いたぁ~い!」と双葉さんは、後ろにいる俺に向かって怒ってきた。おれは、何度も何度の謝罪しながら、内心では、ほくそ笑んでた。

清彦とは親友であるだけに一緒に居る機会が多く、肩のゴミでも取るかに装って、清彦の髪の毛も簡単に手に入った。
これで、すべての準備が整った夕方に邪魔が入らないように携帯電話も電源を切り、窓には光が漏れないように3重にした遮光カーテンで覆った。
儀式に必要な幾何学的な模様文字はパソコンからプリンターに印刷しておいた。模様のミスで儀式が失敗しないようにとの対策だ。
楽譜に起こした譜面と呪文も印刷し、間違えないようにパソコンからイヤホンを繋ぎmidi再生する準備をした。あらかじめ何度も練習した呪文を間違いなく言えるようにするためだ。

・・・・

等価交換儀式を開始した。呪文も間違いなく言えた。だが、何の音沙汰もない。失敗かと思っていたら、急に幾何学模様の文字が紙から外れて空中に浮遊し眩い閃光を放って消えた。
念を込めて読み上げてるだけなのに、動く事さえ困難な状態で、それも全力疾走でしたかのように、心臓がバクバクし、息も絶え絶えの状態になった。
本当にこれは、2回続けての実行ができない理由だと思った。そのまま、その場に倒れ込むように気絶するかのように眠ってしまった。

・・・・

翌晩になり寒いので目が覚めた。30時間以上も眠っていたようだ。成功したんだんろうか。
とりあえず、携帯電話の電源を入れて清彦の携帯電話にかけてみた。すると、
「俊明か?深夜の今時間に何の電話だよ!」
女性の声で返ってきた。

「清彦か?」
「俺が、清彦以外の誰だってんだよ!」
「いや、声が違ったように感じたんだ。すまない。」
「俺も、ちょっと前から体調悪くて悪寒がしてたんで、風邪声かもしれんが、で、この深夜に何の用だ!」
「すまない。携帯電話の操作ミスで、清彦に電話がかかったようなんだ。ほんとにすまない。」
「今回は、たまたま起きてたから、いいけど、今度から気をつけてくれよ。そういえば、昨日は、どこに行ってたんだ?家に行ってもいる様子はないし、電話しても留守番電話サービスに繋がるし・・・」
「すまない。休日だったんで実家に帰ってたんだ。何も言わないですまなかった。」
「じゃあ、電話かけてくる用事は何も無いんだな!」
「あぁ、すまない何も無い」
「じゃあ切るよ」
プチンと電話が切れた。相手の声が女性だけに、ちょっと、たどたどしい会話になってしまった。

しかし心の中では、「やった~!やっぱり、この呪術の儀式は本物だったんだ。」と嬉しくて叫んでいた。

明日、清彦に会うのが楽しみで興奮がさめきらなかった。

翌朝になって、寝床から起き上がろうとしたら、全身筋肉痛で身動きがとりにくい。やはり、一昨日の儀式が原因だろうな。
今日は絶対に学校に行って確かめなくてはならない、筋肉痛ごときで邪魔などされたくないとばかり、無理をおして身支度をして外に出かけた。
講義室に近づいた時に男性っぽいダボダボの服装をした双葉さんらしき女性が近づき、笑顔で少し力がこもった感じで背中を軽く叩き
「よぅ!俊明。おはっよ! どうしたんだ、どっかのお爺さんみたいな歩き方してぇ!」
「いてぇっ!」
叩かれた背中が筋肉痛を刺激して激痛のあまり、その場に蹲ってしまった。
「そんなに、強く叩いてないぞ。さては、昨日は親元に帰ってたから重労働でもさせられたか?」
「あぁ・・」
とりあえず、うなづいておいたが、この時に親元に帰ってたという嘘を知っているのは清彦しかいないので双葉さん格好をしてるこの人が清彦だと確信した。
内心は、嬉しくてしかたないのだが何せ筋肉痛で思うようにならない。這うようにして講義室に入り椅子に何とか座り、横を見ると双葉さんの姿の清彦が、いつものように俺の横に座った。
親友の清彦であるにも関わらず横に居るだけで嬉しくて、どうやって話そうか思案にくれた。

清彦を見ると、カッターシャツの下にレース模様のブラジャーらしきものが見えたので聞いてみた。
「なぁ、その下着は何だ?」
「これか?母さん特製のランニングシャツだ。ちょっとな最近太り気味で肥満特有の胸が揺れて困るんで体型がピッタリ合うように作って貰ったんだ。」
「それにしても、胸が大きいよなぁ。普通の女より大きいじゃないか?それにブラしてるみたいだぞ」
いたずら心で、聞いてみた
「ほっとけよ。人の体型を変なものに例えるな! この下着だって普通のデザインだし普通のタンクトップ型のシャツの形してるじゃないか」
確かに清彦は、男性としては太ってはおらず肥満という程ではなかったのだが周りの状況に合わせて、歪が生じて修正されたのだと理解した。周りの反応が当たり前のように普通なので、周りには肥満の男性で、しかも普通の下着を着ている見えてるんだと思う。

清彦の姿になった双葉さんが気になり、周りを見渡すと講義室の後ろで、何人かの女性が輪になって話してしるのが目についた。
その中に後姿がどうみでも肩幅の大きい男性のようなワンピースを着た女性がいた。あれが、そうなんだろうか?

講義の時間が始まりそうになり、その話し合っていた女性たちが解散した時に、こちらを向いたので目をこらして確認した清彦そのものだった。
それもワンピースのスカートから太い生足が見えて、しかも化粧もし頭にはカチューシャが付けてあり、どう見ても滑稽な姿でなのだ。
輪になって話していた女性達はいつも双葉と一緒にいる友達であり何の違和感もなく溶け込んでいるし周りの人達の変な視線も無い。

なんだか俺は、この状況を見てウキウキとして嬉しくて笑いたくなるような感情を抑えて状況を楽しむ事にした。

まてよっ! 今の清彦の姿の双葉さんならば女性として見る事なく話しやすいじゃないか?

双葉さんの姿の清彦で仮想女性として違和感なく話せられるようになって清彦の姿の双葉さんと親密な関係になり、その時に二人の身体を再交換すれば本来の双葉さんとも親密にな関係になれるんじゃないか?
そう思ったのだが女性とはいえ清彦の姿をした双葉さんなので男女の関係となることを想像して落ち込んでしまった。

まぁ、とりあえず少しの期間この状況で放置して、元に戻すのがいいか、双葉さんの姿をした清彦を女性との間で性別を等価交換するのがいいか、その進捗状況で判断しようと考える事にしよう。

数日がたち、俊明自身の体力も回復してきた。
事あるごとに何かのイベント招待状を貰ったからという口実で双葉姿の清彦を誘ったりして、周囲から見ると男同士なのだが、俊明自身は殆ど男女のデート気分で嬉しさ満杯状態である。
「俊明さぁ、少し前から妙に無口でよそよそしかったのに、最近、昔に戻ったというか、明るくなったし、割り勘ばかりだったお前が、最近異常に気前がいいし、今日も奢って貰ってすまんな」
「懐の心配は、するなよ。無料で貰ったチケットだからな。清彦と俺の仲じゃないかぁ・・・
そーかぁ、無口だったかぁ、すまんな。あれは最近体調崩してて喋るのも疲れて辛かったんだ。今は大丈夫だから安心してくれ」
と笑顔で答えているが、実際は男性同志が行ってもおかしくないデートスポットであるものを探しまくり、無料どころか高額のチケットをあらゆる手段をつくして入手しているのである。
無口でよそよそしかったのも、美女姿の清彦に慣れなかったのを体調のせいにして、うやむやにした。

清彦姿の双葉さんとも最近は、気軽に話せれるようになった。男性としては、もともとスリム体型の清彦だったのだが、女性の服装には無理があるのが何を着てもピチピチで、よくこんな小さい服が着られるものだと感心していた。
ただ、化粧して女装している点については、どうしても違和感が拭えず慣れなかった。
最近になって、双葉さんの男性の取り巻きが以前より、かなり少なくなってきており、噂では、美人なんだけど、何だか雰囲気が違い萌えなくなってきたとか言われている。
やはり、身体が変わっているのが原因なんだが根本的には歪により隠ぺいされているような感じだと思われる。

最近になって、清彦と双葉さんの服装が入れ替わらず下着と一緒に身体が入れ替わった理由が分かってきた。
清彦姿の双葉さんが、階段でこけそうになっていっていたので、思わず背後から脇の下を通して胸をわしづかんでしまった。
「きゃー」と言ったので、叩かれると思って、身構えていると・・・
顔を真っ赤にして双葉さんは、「ありがとう」と言って、もじもじしながら
「あたしが・・・ノーブラなのは・・・だまっててね・・・」と言って、走って逃げてしまった。
この時に、等価交換儀式でイメージした身体は、下着姿の清彦と双葉さんだったのだ。
生まれてから女性と付き合ったこともない童貞には、はっきりとした女性の全裸をイメージしきれなかったことと、男性の性器をイメージするなんて変な感じがして、両者ともが下着姿だった。
元々の清彦は、ビキニパンツ愛好者だったので、見た目は普通の女性のショーツに見えない事もない。それに、一緒にトイレに行ってもズボンと一緒にショーツをずり落とし、つかむ物も無いのにガニ股でうまく立ちションをしていた。
男性がビキニパンツで立ちションしてもズボンをづり落とすまではいかないが、周囲の人は歪のせいで違和感を感じてないのだろう。
それで、入れ替わってもパンツに関しては、違和感が無かったのかと思った。

清彦姿の双葉さんも双葉姿の清彦も、かなり親密に話せるになった頃に、急に双葉姿の清彦が体調不良ということで休んでしまった。
同じころ、清彦姿の双葉さんも落ち込んでおり、どうしたのかと聞いても、何も答えてくれなかった。

等価交換儀式に何か不具合があったのだろうか・・・と心配になってきた。

あんまりにもしつこく聞くもんだから、双葉さんの女友達に引っ張っていかれて、
「デリカシーの無い人ね!女性にしか分からない問題なんだから、察してよね!」
「何?」と不思議がってたら、後ろの違う女友達から俺にしか聞こえないくらいの小さい声で教えてくれた。「月のものが2週間程遅れているらしいの・・・」
これで、すべてを察した。
双葉姿の清彦は、環境が変わったせいで遅れて、今日、生理になって休んで、生理にならないといけない清彦姿の双葉さんが悩んでいるのだと・・・

・・・・・ そうして、話は現在に戻り ・・・・・


双葉姿の清彦は元気になったのを確認し、快気祝いと称し温水プールのチケットを入手し、目の保養に女でも眺めに行かないかと誘った。


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