「こんにちは、少し、早く着いちゃったみたいね」
「小百合、浜田君、いらっしゃい。本当に、付き合ってるのぉ。小百合達を目の前にしても、信じられないわ」
「本当よ。美沙だって、そうじゃないww」
「こちらのソファに座って、何か飲み物用意するから・・・」
そう言って、鈴木先生はキッチンに行った。

「徹くん、何だか寝むそうねぇww」
「ちょっと、昨晩は、頑張りすぎちゃってww・・・」
「そうだ、徹。鈴木先生に暗示を掛けてみたか?」
「暗示?、そう言えば、ブローチを外す前にキーワードを言えば、出来ないかもしれないけど、やってみるとかしてたけど、肝心のキーワードを教えて貰ってなかったな」
「そう言えば、本当に言って無かったな。たぶん俺が考える事だから、キーワードは『美沙、俺の暗示を聞け!』とかじゃないかな?」
「そんなベタなキーワードかよ、本当かなぁ」
「間違っても、ごまかせばいいじゃん。やってみろよ」
「やってみるよ。恥ずかしいなぁ」
徹は咳払いをして、大きな声を出した。
「美沙、俺の暗示を聞け!・・・・なんちゃってwww・・」
鈴木先生は「何?」と振り返った、そのままの格好で、硬直していた。

「おもしろ~い。美沙が、固まってる~」
秋山先生は、鈴木先生の胸をツンツン突きながら、笑っていた。
「これから、どうしよう」
「そうだな。とりあえず、今の所ところ、鈴木先生と秋山先生が、両刀使いで、先生同士でレズ関係にしてしまおうか」
「私、それに乗った」
「何だか、美沙に悪い事してるようで、何とも言えないな」
「徹、お前達は、もうそういう関係になってるんだから、後戻りは無いぜ」
「わかったよ。じゃあ、やってみる」

・・・

「美沙、あなたは、女性同士でのエッチに興味を持ってる。しかも、秋山小百合とも、そういう関係になりたい」
「はい、女性同士のエッチがしたい。秋山小百合と関係を持ちたいと思ってる・・・」
「そうだ。今言った言葉は、美沙自身の言葉だ。俺が言った事は忘れろ」
「私がそう考えて言いました」
「じゃあ、いつもの美沙に戻れ」
「あれ、皆、キッチンに押しかけて、どうしたの?」
美沙は、先程の事は、覚えてないようだった。

「コーヒーのいい匂いがしてきたので、皆で手伝おうかと思ったのよ。いいでしょ~ 美沙~」」
秋山先生は、悪戯っぽい笑顔を見せて、急に美沙の胸に手を置いたかと思うと乳房を揉み始めた。
「小百合、やめてよ。変な気持になっちゃうじゃないの。いつもの小百合は真面目で、こんな事する人じゃないでしょう。いや~ん、やめて~ょ・・・」
美沙は、言葉とは裏腹に嫌がっている様子は無く、むしろ、じゃれあって喜んでるようだった。
「小百合、二人だけで話があるんだけど、いいかな?」
「いいわよ」
「徹君、浜田君、このコーヒーをテーブルに運んでね。ちょっと小百合と話があるから、よろしくね」
「わかった。運んでおくよ」
二人の先生は、部屋の片隅に行き、ひそひそと小声で話し合っていた。

少しの間、先生同士は、話し合っていたようだが・・・
「徹、今、小百合から、テレパシーで連絡があったんだが、小百合達をを見ないようにして欲しいってさ」
「何かするのかなぁ」
「まあ、俺がやる事だから、察しはつくがなwww」

聞こえないくらい小さく、うめき声が漏れてきたので先生達をひっそりと覗いて見ると、熱烈なキスをしていた。

「皆、待たせちゃって、ごめんねぇ」
今までの事が無かったかのように、美沙が戻ってきた。
「美沙、秋山先生と何話してたの?」
俺は、美沙の耳元近くで、悪戯っぽく聞いてみた。
「えっ!えっと・・・そのね、そうそう来週、秋山先生が英語の抜き打ちテストをするから、その打ち合わせよねぇ、小百合?」
「そうよ。既に敦志も徹君も試験をやる事は知ってるからね。しっかり、勉強するのよww」
「なんだよ、それ~」
「美沙のところもテストは、ないだろうね」
「今のところ、予定は無いわよ」
「もし、テストがあるんだったら、便宜を図ってくれよな」
「考えとくねww」
「なんだよ、それ~」
俺は、いつでも、暗示でマインドコントロール出来るからと思い、聞き流していた。



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