歩多繁に電話して見ようかと、携帯電話が置いてある机の方を見たら、若葉から貰った避妊具の箱が見えた。
何だか、急に気になりだしたので、手に取ってみた。
SS
翌朝早く目が覚めると若葉が俺の背中にピッタリ胸を押しつけて抱きつき、足は蟹挟みのように腰へ巻きつけて固定されていた。
続きを読む朝、何かに抱かれているいうか、暖かいく柔らかい抱き枕を抱いているような感覚がして目が覚めた。
ピ~ン・ポ~ン
玄関の呼び鈴がなった。若葉が来たようだ。
「若葉、いらっしゃい」
「おじゃまします。いいなぁ、俊亜季は一軒家で一人暮らしなんて、うらやましい」
そう言いながら、重たい大きな荷物を抱えて入ってきた。
今のままでは、進展は期待できそうにない。やっぱり、何か対策を考えないといけないな・・・・・
その時にふと閃いた。
「そうだ!女性から告白されると男は弱いもんだよな!」
思わず、言葉に出してしまうほどの会心の解決策だと思ったのだ。
室内温水プールに着いて、更衣室で清彦は、周りの目の気にすること無く脱ぎ始めたのだが、なんと、女性物のセパレートのビキニ水着だった。
確かに元々の清彦は、海水パンツもビキニパンツ派だったので説明がつくが、ブラは何だろう前にはお母さん特製Tシャツといってなと思ってると
「いいTシャツだろう。海水パンツを買いに行ったら俺の肥満体形に似合う物が無くてな、裁縫好きの母さんがビキニパンツ型の海水パンツとお揃いのTシャツを作ってくれたんだ」
と言って、首から手を入れ襟元からブラを見せつけてきた。
「俊明!その目つきは、何だ?そんなに男の着替えが珍しいのか?」
「いや・・・ちょっと考え事をしてたんだ。すまん・・・」
ある魔術の儀式で、清彦の身体を双葉の女性の身体と交換し、世界の認識を変えたのだ。
清彦本人も、自分が変わった事を認識していないどころか、世界中の人からも元から男と認識している。
着ている下着が女性物になっているにも関わらず、常識事態もおかしくなっているようだ!
「そういえば、昨日は、どうして休んだんだ?さっきも、大のトイレに行ってたし・・・」
「あぁ!そうなんだよ。お腹が痛むと思ったら切れ痔らくてさぁ。女のするナプキン付けてんだよ!笑っちゃうだろww」
やっぱり、生理になっている認識も捻じ曲げているようだ
早く、清彦を女として認識できるように仕上げてないといけないな
何故ゆえに、この魔術の儀式の方法を知ったかというと、それは1年程前の事である。
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